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義母の難聴

義母は昔から耳が遠い。
なんでも戦時中に近くに爆弾が落ちた時から耳が聞こえづらくなったそうだ。
そして年と共に段々ひどくなり、20年位前に一度補聴器を作ったが、雑音ばかり聞こえて鬱陶しいし、そのうちに壊れてしまったので新しいのは買わずに過ごして来た。
でも後ろから声を掛けられるとまったくわからないし、病院に行っても自分の名前を呼ばれてもわからないので不便。
やっぱり補聴器を買おうかという事になった。
夫が調べたら難聴で身障者手帳を出してもらえれば補聴器に補助が出るとわかり、最初に役場に書類をもらいに行き、詳しく教えてもらった。
まず耳鼻科の先生の診断書が要るのだが、指定の先生でないといけない。
その診断書を付けて申請するのだが、手帳が出るまでに1ヶ月半もかかる。
お役所仕事だよねぇ (o-x-)
そして手帳が出たら補聴器の申請をしてそれがまた1ヵ月半。
でも補聴器の場合は3者面談(本人・医者・県職員)みたいのが月に何回かあって、その審査でOKが出ればすぐに補助を出してもらえるらしい。

一番近い耳鼻科の先生でOKだったのでそこに行く事にした。
初診だから問診表を書いたけど、義母は

症状→左の耳の下が痛い。難聴。
いつからですか→長年。


としか書かないので、私が詳しく書きました。
爆弾が近くに落ちてから聞こえにくくなった事。
補聴器の補助を出してもらいたいので身障者手帳が出るほど聴力が悪かったら診断書を書いて欲しい事も。

今日は耳鼻科が混んでいて2時間近く待たされる。
途中でみーと同じクラスの子とお母さんが来て、私はそのお母さんとずっと喋っていていたので楽しかったけど。

やっと順番が回ってきて診察室に入ると、かなりいろいろ聞かれました。
診断書にはいつからどの程度悪いのかと詳しく書かなければならないんだそうです。
義母が
「私はよくわからないけど…」
と曖昧なことを言うと
「あのね、おばあちゃん。耳が聞こえるかどうかは本人しかわからないの。だからはっきり答えて下さい」
と突っ込まれていました。
そして別の階の検査室へ。
ボックスに入って他の音を遮断してイヤホーンを付けて行うんだけど、かなり聞こえない様子。
特にバックに雑音を流して聞くテストは殆どダメみたいで、検査技師が時々ドアを開けて「これも聞こえませんか」と義母に聞いていた。
検査の結果、やはり聴力はかなり悪いのでレントゲンも撮るように言われた。
申請のための検査は厳密にやらなければいけないので、2回受けなければいけないんだそう。
11月初めにまた来るように言われました。
ヤレヤレ、大変。
これで手帳が出なかったらガックリだわ。
by mittino38 | 2007-10-19 16:45 | 家族

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