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花と本に癒される

イジメ、心因性の病気、嫌がらせ、学校の事なかれ主義。
ここ数年、子供に関することでは、いろいろ悩んできた。
うちの娘だけでなく、他人の親子も傷つけられているし、心が痛む出来事が多かったと思う。
この地域はモラルが欠ける人が多いのか、と思ったりもしたが、今回の中学の事件もそういった背景があって起こった様な気もします。
中学校も小学校以上に事なかれ主義で、イジメ問題に何も対応してくれないと聞いていますしね。
もちろん、真面目で良識ある親子の方が数は多いと思いますが。

運動会などで疲れたのか、また膀胱炎になってしまいました。
前回よりも痛みは弱く、元気だったけど、ひどくなる前にと病院に行ったら
「痛くないのは2回目だから慣れてきたのでしょう。数値は前回と同じくらい悪いですよ」
と言われてしまいました。
精神的な疲れもあるのかもしれない。

そんな疲れた心を和ませてくれるのがきれいに咲いた花。
結婚前はマンションに住んでいることが多く、ガーデニングにはあまり興味がなかった私にも出来るのが不安だったけど、やっているうちに花が大好きに。
特にバラの花は大好き。
バラは虫に食われやすかったり、病気にならないように消毒したりと手間がかかりますが、咲いてくれた時はとても嬉しい。
花と本に癒される_c0048004_20422271.jpg


それから、本。
最近、尾木ママの本を何冊か読みました。
なかなか良かったですよ。
人気があるのがよくわかりました。
元教師だから学校の現状もよく把握されていて、いろいろ参考になりました。
何よりも温かい人柄に励まされます。


娘は今、学校での読書の時間にローラ・インガルスの『長い冬』を読んでいます。
大草原の小さな家のシリーズの1冊です。
ローラの物語を1年生から3年生くらいまで、夜寝る前に読んであげていました。
低学年の時、イジメなどで学校に行きたがらなかった時期もあった娘。
私が透明人間になって学校に行き、いじめの現場を押さえ、その場で文句を言えば解決するのかもしれないけど、それは出来ない相談。
私が出来るのは学校でのストレスを軽くしてあげることではないか。
それには何がいいか、と考えたのですが、このシリーズを読んであげるのがいいのでは、と思いついたのです。
アメリカ開拓時代のローラが5歳から20歳位までの事を書いた自伝小説。
時代も国も違うけど、同じ年頃の女の子の話で、娘の心に響くものがあるのではないか。
今はつらいかもしれないけど、人生にはつらい時ばかりではなく、楽しい時もあるものなのよ、ということをわかって欲しかった。

娘は『長い冬』が一番お気に入りのようです。
7ヶ月もの長い間、吹雪に閉じ込められ、食料がつきそうになった厳しい冬。
つらい時期をみんなで協力して乗り越えて、待ちに待った春がやってきた。
娘もいじめられてた時期は冬の時期とも言えるし、自分の事と重なるのかしらね。


by mittino38 | 2012-06-02 21:01 | 育児

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