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セーラー服と機関銃

1学期末に、保護者向けの学校アンケートが来ので、昨年度の苦情を書きました。
まず、女の先生の嫌がらせの事。
一度も話したこともトラブルも無い先生から嫌がらせを受けたのは、SママがSちゃんの嘘と思い込みによる悪口を言い、先生が信じたからとしか思えない。
うちの娘も女の先生のクラスだったら、先生のいじめで不登校になったTちゃんのようになっていたかもしれないと不安に思ったと。
そして、学校での出来事での誤解があったら、学校の方から説明して欲しいということ。
最初はSママの方から、次は私の方から、昨年度は相談員さんからも頼んだのに、何もしてくれなかったと。

学校の評価も、『情操教育』『児童への安全対策』『PTAとの関係』の3つの項目に、最低の「よくない」に○をつけました。
先生が生徒をいじめて不登校にさせたり、手伝いに来た親に嫌がらせをしておいて、情操教育もへったくれも無いでしょう。
アンケートは丸付けだけの人は無記名で出すのですが、意見を書いた人は記名をしなければならないことになっています。
何故なら、学校から本人に直接返事を伝えたいから、ということだそうです。


そしたら、教頭先生からお電話をいただきました。

きっと今までのように
「お母さんがそんなに神経質になってはいけない」
とか言うんだろうと思っていました。
そう言われたら
「女の先生が馬鹿なことをするから、神経質になるんじゃないですか。相談員さんにはきちんとやるようなことを言っておいて、私には連絡すらよこさない。そんな姑息なことをするなんて、親を何だと思っているんですか! うちの子がTちゃんのようになったら、訴えますよっ」
と言い返そうと思っていました。
昔の映画『セーラー服と機関銃』の薬師丸ひろ子が機関銃を撃ちまくって「快感~」と言うように、苦情をガンガン言いまくって、すっきりしたかった。
ハッキリ言っておかなければ、また同じようなことが繰り返される危険性もあると思ったし、アンケートに書けば上の先生にも確実に苦情が伝わるはずですから。

ところが教頭先生は
「お母さんに大変ご迷惑をかけて申し訳ない」
「言いたい事があったらどんどん言って下さい。胸に溜めておくのはよくないから」
「何か不安なことがあったらすぐに言って下さい。私が対応しますから」
とひたすら謝ってくれました。
教頭先生は今年度代わったので、今までの事情は詳しくは知らないと思いますが、今までと全然違う対応で驚きました。

教頭先生から、「一度、学校に来られていろいろ話をしませんか」と言われましたが、今差し迫った不安は感じないし、Sママもしばらくは出産育児に追われて何も出来ないだろうから、
「また何かあったらそのときはよろしくお願いします。そう言っていただけるのは嬉しいし、心強いです。」
と答えました。

結局、機関銃は撃たずに終わりましたが、予定が狂って嬉しかったです。
by mittino38 | 2011-07-26 11:48 | 育児

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